空の境界 その2

[excite-imp]
空の境界を読み終えた。
最後まで同人臭さが抜けない小説だったが、元が同人だったんで当たり前である。
というか、作品よりも解説の方がネタ元としては上質だ。なんというか、ちょっと的外れなのだ。
上下巻共に、別々の人が解説を書いてるのだが、二人とも作品の解説はそこそこに、自分の言いたいことを十ページ以上に渡って書き続けている。
しかも上巻の後書きは、小説のタイトルをよく引用するのだが、その頻度がすごい。
平均したら50%以上の行にあるんじゃないかというほどだ。
いや、話がそれた。空の境界そのものの感想だ。
前回書いた感想では、後でいろいろ隠し設定とか出てきてバッチリ収まるんじゃないかということを言っていたが、駄目でした。収まってないです。
まあ、物語自体は盛り上がって、普通にハッピーエンドになってますが。
まあ、小説内世界が結構感じられたのでよしとしましょう。と、偉そうに締めくくります。