仮想現実を扱った映画。エログロイ作風で有名なクローネンバーグ監督の作品なのでそれなりにエログロイ。
多層の仮想現実を扱った映画なので、なかなか混乱する。……のでチャートを作ってみた。激ネタバレなので注意。====
現実?(★シリコン系インターフェイスのゲーム)
meta-eXistenZ?(★ゲーム導入)
・■映画はここから始まる■ ・新作ゲームeXistenZの紹介 ・ヒロインが『骨銃』で撃たれる ・ガソリンスタンドへ移動 ・双頭トカゲ ・ゲームポート手術(過電流)
・『叔父』のスキーロッジへ移動 ・双頭トカゲ ・ゲームポート手術(病気)
eXistenZ(★ゲーム屋)
・ゲーム屋へログインして、秘匿ゲームを紹介してもらう ゲーム屋で購入した秘匿ゲーム(★内臓バイオポッド工場)
・ログイン時にヒロインと別れる ・『二重スパイ』に出会う(システマティック→現実主義者→システマティック)
・再開したと思ったらゲーム内キャラクター?そう思わせるおふざけ?
・中華屋へ移動 ・"eXistenZ" IS PAUSE!
・ベッドの上で気づく。
・現実とゲームの差を感じ取れない。
・ゲーム再開 ・スペシャル料理から『骨銃』が出てくる(弾になっていた虫歯までmeta-eXistenZと同じもの)
・『中国人ウェイター』殺害 ・ゲームポッドを売る会社<システマティック社>を潰そうそする組織<現実主義者>に入る ・eXistenZレベルへ戻る。
(秘匿ゲーム内の出来事は試験だった?)
・『中国人ウェイター』は<現実主義者>だと『現実主義者』に言われる。eXistenZレベルでも死んでいる?
同時に『骨銃』を見せられる。
・★内臓バイオポッド工場へ再ログイン ・内臓バイオポッド工場にログイン ・膿ポッドを試してピンチに ・『二重スパイ』が膿ポッドを焼き殺す(<現実主義者>に死を!)
・死の胞子がばらまかれる。内臓バイオポッド工場レベルのバイオポッド全滅?
・ヒロインが『二重スパイ』を刺し殺す(膿ポッドの意思?)
・火事になる eXistenZ(偽のmeta-eXistenZレベル〜カオス)
・ゲームポート手術(病気)の影響でeXistenZゲームポッドが病気に?
・『現実主義者』がゲームポッドを壊す ・『骨銃』で『現実主義者』が殺される ・『叔父』から<システマティック社>への勧誘→『叔父』を撃ち殺す ・主人公が自分は<現実主義者>だと明かしてヒロインへ銃を向ける(ゲーム衝動による言動?)
・ヒロインが爆弾で主人公を殺す。
・meta-eXistenZからのログアウト。(ヒロインの勝利によるゲーム終了)
・meta-eXistenZ=transCendenZ(トランスセンデンズ)だと判明
transCendenZは、参加者全員の無意識で主題を決めるごっこ遊びを仮想現実で実現してくれるもの。
・主人公、ヒロインは現実レベルでの<現実主義者>であることを現実のゲーム開発者に明かして、彼を殺す。
・現実レベルで受け付けをしていた『中国人ウェイター』が撃たれそうになって……中国人ウェイター「まさか、これもゲームの中の世界?」