びんちょうタン

多分、元ネタはふたば掲示板か、2chのどっかで備長炭を擬人化したものだったんじゃないかと思われるアニメ。ほのぼの系。
個人的には、何か毒が足りないので今ひとつ抜けた味だと感じた。
そもそも、擬人化はその根底に共有している文化(2ch語、掲示板の作法等ひっくるめて)を暗に含ませているからこそ、内輪ネタに受けるような原理でもって強い支持を得てきたのだと思う。しかし、このアニメにはそれが無いのだ。形は完全に擬人化のそれなのに、中身は100%ほのぼのだというところが、この形容しがたいギクシャクした感じを生み出しているのではないだろうか。
それはともかくとして、動物が軒並み大きいか、人間が軒並み小人サイズであることと、町並みが日本+ファンタジー世界風なのは、地味に評価が高い。