梅田望夫「ウェブ進化論」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/hatena-22/ref=nosim
本来この本は、半年前に読むべき本である。
ただし、それをあえて半年遅れて読むことで得られるものもあると思う。いや、実状は単に積み本の一番下にいっていたというだけのことなのだが。
たった半年とはいえ、IT業界での半年は長い。本書が書かれたときに予言されていることが現実になったり、まったく違った未来が展開していたりすることを知った上で読むことで、リアルタイムで読むのとは別の新たな視点も得られたと思う。


感想としては、楽観的過ぎる未来を予測しているなあ、という気持ちが少しある。
ただし、それは明らかに意図的になされたもので、これからwebが元々存在しているという前提の世界で生きている子ども達への激励、という意味が強いだろう。


googleについては、誉めすぎである。googleは無敵じゃない、というエントリを最近読んだせいもあるが。


なにかせねば、と思わせてくれるパワーをくれる本。

  • meta: web進化論