グーグルアースが仮想社会に発展する意味とセカンドライフの焦り

http://d.hatena.ne.jp/essa/20070822/p1
http://www.socialnetworking.jp/archives/2007/08/post_725.html
google earthsecond life的な仮想世界サービスになるらしい。
将来そういった仮想世界が現れることは私も含めた多くの人が予想していた所だが、googleのデータを流用するのではなくgoogleさんが直接それに参入してくるというのは予想外だった。
リンデンラボがもう少し小さい規模のままであれば、YouTubeみたく買い取ってしまうという選択肢も有りだったのだが……。
どちらにしても、非常に続報が楽しみなニュース。


どうやら、リンデンのオープンソース戦略はそれに先駆けた対抗手段だったようだ。
プロトコルの標準化元の立場を狙う戦略だろう。ただ、それは現在の独占権利を手放すことと同意なので非常に大きい決断だと言える。
この決断がリンデンに出来るか、成功するかが、次の時代の覇者を決めるカギかもしれない。



ちなみに、アンカテで述べられている

リアルの原野か山林を借りることができれば、グーグルアース内のその土地によって、
アイディア次第で何か面白いことをして人を集めることは可能である。
これは、プロトコル化したセカンドライフ上でやった方がいいんじゃあないかという気がする。
リアルの土地と連動して価値が高まるのは、リアル側に価値がある場合のみでどこまで行っても山しかないところの仮想世界側に一大テーマパークを作る意味は無いのである。