Arch の Tom Lord とのインタビュー 〜 Arch vs Subversion

http://www.momonga-linux.org/~tamo/arch_interview.ja.txt

Arch vs Subversion

Arch(分散型バージョン管理)
Subversion(集中型バージョン管理:cvsの再実装)

Subversionの欠点

  • BDBをバックエンドに使うため、サーバ主導のバージョン管理システムとなる(FSFSで解決済み)
  • 「ブランチングは単にツリーのコピーである」という概念

これについては同意する。ログから関連を追えるとは言え、ブランチ・タグのメタ情報はシステムで管理すべきだ。

  • スマートマージの実装がされていない(弁解のしようもない欠点。早く実装してください)** Archの利点


ぼくはツリー全体の diff と patch を取る方法を発見したことで、
リビジョン管理にメチャクチャ簡単な解法があることに気付いたんだ。
(チェンジセット指向?)

Archの欠点

  • 成熟度が低い。

背後にある実装を意識した管理をユーザに強要させるのは、まずい。Subversionはその点で非常に優れたブラックボックス化に成功している。