http://japan.cnet.com/panel/story/0,3800077799,20353526,00.htm
パネリストの意見を総合すると(ユーザが自由にオブジェクトを作成し、共有できる)仮想空間という存在自体は大きな可能性を持っているが、セカンドライフという実装は一般ユーザに対して敷居が高すぎる、という評価のようだ。
確かにそれは言えている。だが、電通の陰謀だろうがなんだろうが、現在のところユーザ数の多さで一歩ぬきんでているという事は他の類似サービスと戦う上で強力な武器になるだろう。
(操作性の改善がされる、という前提条件付きだが。)
佐々木俊尚さん(フリージャーナリスト)
さすが佐々木俊尚さん。的確だと思う。
さて、セカンドライフの最大の問題。それはどなたかが指摘されているように「キャズムを超えない」どころか、
キャズムを超えるための順序をまったく踏んでいないところにあるのでは。
オープンソース化された後に、日本のゲーム会社あたりの触っていて楽しいユーザインターフェイスを構築することに長けた開発者に改良してもらえれば、と思う。
少し気になったのは、セカンドライフ上のアバターは自分の分身でありSNSなどのアバターとは別のものだという捉え方をしている人がいた点。動物の気ぐるみや子供、ハロウィンのかぶりものみたいな肩に小鳥を乗せてる人もいる。むしろ私にはなぜSNSのアバターと違うものだという捉え方をするのか理解できない。(電通のせいだろうか?)