超映画批評『ひぐらしのなく頃に』10点(100点満点中)

http://movie.maeda-y.com/movie/01107.htm


「いや、コレから初めて原作全部(ゲーム8本)やれば面白いんですよ」
うーんどうだろう。ひぐらしが読み物として面白いことは認めるけど。
私はひぐらし解の少し前から入った人なんだけれども、うみねこをやって初めて、ひぐらし系のゲームは解答妄想コミュニティ(論理的に本当の正解には辿り付けない。むしろそうでないとコミュニティが終わってしまうので妄想コミュニティであるべき)に参加することこそが真の楽しみ方じゃないのかなあと気づいた。
で、今からひぐらしに入っても、そういう楽しみ方はできない。なぜなら大抵の問題に「正解の解答」が出てしまっているからだ。
そういうわけで、ひぐらし映画版は同じ舞台で同じ事件を使っているけれど、根本的に別の要因によって引き起こされている、ぐらいの設定にしてくれればよかったのではなかろうか、などと思う。

賛否両論あるものの原作がふっとびまくている正解を出しているんだから、どんな解だろうとある程度は許される土壌はあるんだし。
(ノドカキムシールの実在に、裏組織の陰謀とか、そういうのすらアリなんですぜ)