うみねこのなく頃に ep6

読了。
第一にとても面白かった、という宣言をさせてもらいたい。
その上で文句を言わせてくれ。
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メタなのもいい加減にしろ(笑)。
物語も後半に差し掛かり、書きたいように書く感が炸裂している。
そして、なんか既に「惨劇」ではなく単なるテーブルトークRPGになってないか、この魔女のゲーム。駒とは言え親族が殺されても、みんな当然という顔してゲームが進んでいく。


信じる心こそが魔法の源という、うみねこ魔法理論と対極に位置するのが、
「科学」――飛行機やテレビなどの科学の成果ではなく、科学という方法論――だと思う。
科学は、多くの人間による客観的な検証を潜り抜けていないものを真実とは認めない。
それが正しいことか正しくないことかに関係ない。そういった様式、ルールそのものが科学なのだから。
ちなみに、うみねこ魔法で生み出されている最たるものは「貨幣」だろうなあ。



……戦人さーん、いつ事件が始まるんですー?

もう恋愛ごっこ、お腹いっぱいなんですけどー。
いまヘタレキャラが良い事言った!
いつ金色の蛇のような光弾が後頭部を打ち抜くかもしれない、そんな雰囲気がいいんじゃねーか!初心者ゲームマスターはすっこんでろ。

絵羽vs譲治。
絵羽「水曜日は進学塾!」
譲治「ぐ…、ぐはッ、がは…!!」
……いや、正直意味わからんから。これ虚言パートだろうけど、こんなバトルを展開させる意味がわからない。いや、まあ戦人が新ゲームマスターなんだから、絵羽と譲治の親子喧嘩にどんな能力バトル演出でもさせられることは判るけど、ほんと何やってんすか。



「始める前に、探さずに使える青き真実を一つ。

『発見不可能な隠し扉Xの可能性。その中に隠れているため、
わたしには発見不能。』」えっ、それ青で言えるんすか……。直前に

「青き真実で語りたいなら、具体的な場所を示してもらおう。」
って言ったのは何だったんだよ。どのあたりが具体的なんだ、隠し「扉」ってところなのか。隠れ蓑ならいいのか。

一度無様に完敗してるから、もうヱリカがどうな発言しようがギャグにしか思えない……。本人は本気で言ってるところが、もう哀れな笑いを誘うわ。チェーンロックの密室を破られて。


「ありえない、……ありえ……ない……、……ひ、……ひぃいぃぃぃ……ッッ…。」
とか言ってるあたり、2回目の登場なのにもう定番ネタに昇華されている。
古手ヱリカ。
千年を前振りに費やした逆転(負け)の魔女。ヱリカが勝ち誇ったときには、既に彼女は敗れている。

刃物一本で人を6人も連続で即死させられるか、ボケッ!
抵抗されて気付かれるだろ、普通。なんで反撃されて取り押さえられるというもの凄い大きい可能性をサラッと飛ばして6人殺し出来たことになってんだ。
ゲームマスターならそれを無理やり可能にすることも認めてもいいが、対戦相手がそれを出来たと宣言するのは無理があるわー。
ていうか、なんで過去にさかのぼってそのとき宣言していなかった行動をしたり、居もしない現場の様子を宣言したりしてんの。
探偵権限よりタチ悪いわ。


そしてゲームマスター、そこ認めるなよ。
『そのような宣言はなかった。古手ヱリカはそのような行為を過去に行ったことは認められない』と言うだけでいいだろ。


チェーンロックの密室。
いいじゃん。もう一人島に招きいれようよ。別に「ある時点」から後で外から人が入ってくることを否定する赤なんて無いんだし。


戻らない戻らないといいつつ、ベアト復活させるなよ。
男塾かよ。


あー、前から散々言われてることだけどやっぱり紗音=嘉音っぽい伏線が現れた。しかし、天邪鬼な作者のこと。実は違うとか言い出しそうだ。


ティーパーティ
縁寿「……遊んでないで、さっさと帰って来やがれ」
と思ってるだろうなあ。