忘却からの帰還: 否定論者と戦うときに

http://transact.seesaa.net/article/153285307.html

1.陰謀があると主張する。科学的コンセンサスは証拠の集積ではなく談合によってできたと主張する。

2.自分たちの主張を支持するフェイクな専門家を使う。

3.証拠のつまみ食い。自分の主張を支持すると思われる証拠を吹聴し、そうでない証拠を無視するか、捨てる。
 たとえ信頼性を失った証拠でも自分を支持する証拠を担ぎ続ける。

4.敵対者に対して、不可能な基準を創る。既存の証拠は不十分で、もっと必要だと主張する。
 もし敵対者が、要求した証拠を持ってきたら、それでは不十分で、もっと必要だと主張する。

5.詭弁を使う。ヒトラーは喫煙に反対したので、禁煙対策はナチだ。
 意図的に科学的コンセンサスを偽って提示し、その藁人形を打ち倒す。

6.疑いを創りだす。科学者たちの意見は割れているという偽りの描写を行い、
 科学者たちの助言の基づく政策は時期尚早だと主張する。
 「両側」の意見を聴く必要があると主張し、「非主流」の論や専門家が否定されると、検閲だと叫ぶ。