神林長平「完璧な涙」

読了。
荒廃した砂漠が続く大地と、そこにポツリポツリと点在する街。人々は、銀妖子と呼ばれるどこからともなく表れる正体の判らぬ妖精が行うメンテナンスによって維持される街に住んでいる、という世界をベースにして語られる、主人公と彼を追う自動報復兵器の物語。
自らの認識がキーとなって刻々と形を変える平行世界と、哲学的な真実。まさに神林長平調な作品。
ニコニコ動画なら、超級者向けというタグが付けられているところか。