借りぐらしのアリエッティ

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ジブリ作品。冒険活劇ではなくトトロに代表される系統でこじんまりとした小人族と主人公をめぐる小規模な事件を描く作品。
序盤は世界の視点は小人目線で描かれており、人間の住むごく普通の部屋が巨大な世界に見えるというシーンがある。その後、人間である主人公視点で同じ部屋を描くことで、小人と人間との感じ方の差を表現するのがおもしろい。
主人公とアリエッティの関係については、あまりに短い間に僅かにしかかかわりあえなかったため最後の台詞に重みが感じられないのが残念。アリエッティが主人公にとってなくてはならない友人であるという関係が築けてこそ「君は僕の心臓だ」という台詞が成立するのだと思うのだが。



ハルさん「盗人小人が出たんですよ!」
アリエッティ「ちょっと借りてるだけです(キリッ」
↑ハルさんが正しい。