とある魔術の禁書目録における魔術とは何か?

とある魔術の禁書目録」を読んでいてひっかかるのが、魔術というものの原理。どうも魔術というのは物理学のように世界に不動の法則があるのではなく、人が世界をどう認識しているかによって法則性もそこから導き出される答えも変化する性質のものとして描かれている気がするのだ。
その最たるものが「原典」である。原典は一目見ただけで発狂するだの、龍脈利用した永続的に動く魔方陣になっていてようなものだと言われているが、その原典は人が作った言語で書かれているわけだ。あと星座が魔術に関係するというのも、人知の及ばぬ法則を利用していると考えるとえらく不自然だ。
結局、魔術というのも人の認識が力を生み出してるとしか思えない。