日日日-アキラ「ピーターパン・エンドロール」

読了。
ちーちゃんは悠久の向こう」の流れを汲む、現実と空想の間で揺れる少女の不安定な世界観を描いた作品。荒削りで才能に振り回されていた感もあった「ちーちゃん」と比べて、その表現力を見事に御すことに成功している。



ところでこの作品、気になっていたのだけれど買う時期を逃して絶版となり悔しい思いをしていたが、このたび復刻されたので手にすることができて幸せ。

蟲と眼球とテディベア」と似た構造をもっているあたり、日日日の書く小説というもののイデアはこのあたりにあるのかもしれない。