広瀬正「鏡の国のアリス」

読了。
そんなのありなのか、という結末が待つ作品。いや、センスオブワンダーだとか素晴らしい伏線回収とかではなく倫理的にこの結末は許されるんですか、という疑問が浮かぶという意味で。
作品自体は、「左右が反転した世界」について独自の解釈を語るもので、すこし説明がくどすぎたがそれなりに面白かった。