山田正紀「神狩り」

読了。
正体のわからない古代文字をコンピュータ翻訳の研究者が解読しようと試みるうちに、その言語は人間とは論理の組み立て方からして別の存在によって書かれたものだと明らかになってゆく、という展開の話。
そのアイディア自体は面白いのだが、そこからの着地点がエスパーとの諜報戦ということにはがっかり。