読了。
陰陽師の末裔ながら妖怪などとは全く関わりのない桜子と、彼女の家に住む人語を解する猫又タマ、そして止むに止まれぬ事情でタマとともに妖怪に立ち向かうはめになった命(みこと)の話。
荒削りで素人っぽい作品。だが、シチュエーションが自分好みということを除いてもストーリー展開のメリハリはしっかり付けられていて好ましいと思えた。
少年漫画的なまっすぐな作品なので、気持よく読める作品。
(その分、単純で幼稚と思う人も居るかもしれないが)
多少の加筆で一般小説枠として出すことにも耐えられそうことも、追記しておく。