アーサー・C・クラーク「地球幼年期の終わり」

読了。
あるとき宇宙から巨大な宇宙船によってやってきた<上主>"Overload"と人類との関係を描く作品。
前半は姿を見せぬ<上主>とは一体何ものなのか、その目的は何かというミステリ調で描かれ、ラストは20世紀のSFで語られる人類の次の進化形態の代表とも言える非物質的存在"Overmind"――高みの存在――へと至る姿を描く。