タイプ同一、トークン同一

http://kokorotoha.com/3-2/type-token.html
どうもちょっと間違って理解していたようなので知識を更新する。
タイプ同一やトークン同一は、どちらもオブジェクトの性質をもとに同一であるかを判定する方法のことを言う。
タイプ同一は性質がある範囲に含まれるかで判定する。Aという種類の商品が2つ並んでいるとき、その2つの商品はタイプ同一である。
トークン同一は性質がどちらも全く同じ値であるかで判定する。Aという種類の素粒子が2つ並んでいるとき、その2つの素粒子トークン同一である。
現実的にはどんなに似た存在にも極小の差異があるため、素粒子くらいしかトークン同一と言えるような性質をもつものは存在しない。



それに対して、オブジェクトの参照が同一であるかを判定する方法もあるが、これが一般的にどう呼ばれているのかは不明。(時空的連続性?)
これは、Aという種類の素粒子が何らかの操作を行うことでBという種類の素粒子に変化したとき、このAとBは同一のオブジェクトであるという意味で言う「同一」。

理想的な物質転送機で人物を転送した場合、転送元と転送先はトークン同一であり、参照同一ではない。