旧約聖書 列王記・上

読了。
ソロモンから連なる多くの王について書いている部。
ちなみに聖書では特に悪魔を従えたような記述は無いのだが、この人は72柱の悪魔を使役したと言われるあのソロモンである。
子供の腕を左右から引いて、痛がる子供の声を聞いて手を離したほうが本物の母親という大岡裁きの元ネタっぽいものが出てきていた。
流石聖書だけあって、左右から引っ張るとかいう生易しいものではなく「子供を真っ二つに分けて、二人に半分ずつ渡そう」と言って、それに対して自分は半分貰わなくていいから真っ二つにするのは止めてくれ、と言ったほうが本物の母親だというエピソードである。