支倉凍砂「新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙 2巻」

読了。
引き続きコルとミューリの二人旅を描いている。二人の立ち位置はロレンスとホロに似ているが、特にロルの方はロレンスとくらべて実務的にも精神的にも非常に危なっかしいくてハラハラすることがよく分かった巻である。
だからこそ、ここから先に予想される成長物語としての意味が強くなるのだろう。