新井素子「……絶句」

読了。
小説上のキャラクターが実体化してしまうという新井素子の小説。
それをトリガーとして、人間より「上位」の生物と「下位」の生物についてを主題にしたドタバタが描かれる。その際に人間という生物種は知能以外なんの取り柄もないという語られ方をしていた。
そういえば人間は持久力や投擲力に優れた生物だってことが半常識的な知識になったのは最近になってからだよなあ。