マヨナカ・ガラン

クリア。
大正時代、主人公がかつての隠れキリシタン村に歴史を編纂するために訪れるところから始まる、生者と死人の物語で、ジャンル的にはアドベンチャーだと思うが完全に一本道なので映像作品に近い。
世界観もそうだが、伽藍の大ステンドグラスを透かしたような特徴的なグラフィック表現が独特である。
終わり方が少々あっけないものの、シナリオも悪くない。
3時間と短いが満足度はそれなりにある作品だった。
映像はすべて3Dで表現されており、VRに対応している。一応VRで見れるようにしましたといったレベルではなく、VR用で作品を楽しめるようにきちんと考えられたものになっている。ただしデスクトップ起動した場合に行われるカメラ移動・切り替えによる演出がVRでは酔い防止のためにオミットされているのは仕方ないところ。