Oracle Java のライセンスのニュースについて整理

https://www.orangeitems.com/entry/2019/04/17/104051
https://kazokmr.hatenablog.com/entry/2019/01/31/062456
2019/04/16に、Oracle Technology Network(OTN)で配布されている「Oracle JDK(Java SE Development Kit)」のライセンスが変更。
・(変更前) 無償利用は、商用・本番環境でも許されていた
・(変更後) 無償利用は、個人利用・開発目的に限られる ※商用で利用したい場合は、“Oracle Java SE Subscriptions”の購入が必要
これはOracleのビルド・配布している「OracleJDKバイナリ」のライセンスの変更であり、例えばOpenJDKという別系統のビルド物はこのライセンスには縛られない。
(OrackeJDKの長期サポート版は3年サポートを行っているが、OpenJDKのバージョンアップは半年ペースで、最新版のみをサポートしている……などの違いがある)
2019/4/16にリリースされたOracle JDK 8u211から適用。
これには、令和への元号対応が含まれている。
それより過去バージョンのOracleJDKを使うならばライセンス違反にはならない。(ただし、セキュリティリスクがある)