H・P・ラヴクラフト「チャールズ・デクスター・ウォードの事件」

https://www.aozora.gr.jp/cards/001699/card57254.html
読了。
魔術の研究をしていた過去の男の血を引く青年が、自身のルーツを研究するうちにだんだんと狂気に侵されていく話。
青年自身の心の内は語られず、次第に行動がおかしくなっていく青年と彼に儀式的行為によって起きる不気味な現象を描くというスタンスになっている。
クトゥルフの呼び声TRPGの、魔術を学ぶと正気を失うというシステムはここから来ている気がする。