ケイデンス・オブ・ハイラル ネクロダンサー feat.ゼルダの伝説

クリア。ハードコアもクリア。
リズムローグライクであるネクロダンサーのシステムで作られたランダム生成マップのゼルダの伝説
ベースがネクロダンサーなので基本的には面白いのだが、神ゲー×神ゲーという期待を受け止めきるには少し不足してしまうゲーム。
ビートに合わせた溜め回転斬りとかは両ゲームの特徴が相乗効果を上げていて良いと思う。
ただ「ボスを倒すとハートの器が入手できる」「謎解きや隠し部屋でハートのかけらが入手できる」というゼルダの伝説の要素を入れているのに、正しいステップを踏めば基本ノーダメージでいけるというネクロダンサーの要素も維持しているので、後半はライフが増えすぎて全然死なないバランスになってしまっている。
またアイテムがランダム入手なので、謎解きも手持ちのアイテムで解ける「かもしれない」ものになっていて、かっちりとした正解をひらめくゼルダとは性質が違う。むしろ2Dゼルダよりオクタ風船とかでめちゃくちゃな解法ができるブレスオブザワイルドのほこらに近い。ストーリーモードの最初の周回は固定配置で「これが最高の謎解きだ」というのを人力で用意してもよかったのでは。
謎解きで使うパワーグローブやフックショットなどのお馴染みアイテムは、マイナスではないが別に無ければ無くてよくて、現状だとブラッシュアップすると結局ダンジョンモードで普通のネクロダンサーに戻ってしまっている。
クロダンサー×ランダムフィールド探索ゲームという要素に可能性は感じられるものの、システムが突き詰められていないように感じた作品。
あとリンク用の伝説の武器がカラドボルグなのは何故なんだろうか?マスターソードはどうした。