視聴。エイリアン6。
プロメテウスからわりと直接的に続くエイリアン前日譚シリーズ。
まだエイリアン1とつながるにはミッシングリンクが残るが、ホラーの枠組みとしてはとてもエイリアンしてる展開を繰り広げる作品。
タイトルにあるように、黒い液体から発生する名も無きモンスターが主役だったプロメテウスと違い、今作はそこから品種改良された明確な「エイリアン」が登場する。
結局のところゼノモーフはデイヴィッドが黒い液体から生まれた生体を品種改良して作ったということだろうが、それがなぜエイリアン1の惑星(プロメテウス、コヴェナントの舞台惑星とは別)に居たのかはまだ謎。
流石にプロメテウス以降で誕生したのとは全く別に、エイリアン1惑星でも独自に黒い液体から全く同じようなゼノモーフが収斂進化で生まれたといのは無理があると思う。まあ作中で言われている「究極の生命体」を言葉通りに捉えるなら黒い液体が進化していくとどういう経路をたどったとしても最終的にゼノモーフになるのかもしれないが……。
……にしてもエイリアンのこの時代には防疫という概念が存在しないのかよ!呼吸可能な大気組成だからといって宇宙服無しで外を探索して、案の定生物兵器に感染してしまうってどういうことなの。あと腹からエイリアン生まれたのを見てるのに、なぜ帰還したクルーを徹底検査をせずに船内でエイリアンを誕生させてしまうのか。
あと人類の創造主である「エンジニア」は、わりと普通に生き残って文明維持してたのかよって感じ。