Rimoに追加されたおしゃべり機能について考える

http://d.hatena.ne.jp/rimotv/20070522/1179819342
少し前になるが、はてなの提供するyoutubeだら見サービス「rimo」にコメントを投稿する機能が追加になった。それについて、考察してみたいと思う。特に動画の特定時間にコメントを入れるという意味でニコニコ動画との差を考えたい。
まず、ニコニコ動画は1つの動画に焦点を合わせてみるものだが、rimoではダラダラと見る。
どうも、その「だら見」という行為とコメントを書き込むという能動的な行為の間には、深い溝がある気がするのだ。
rimoによって薄められた時間の中にコメントを投げ込む労力は、ニコ動にコメントを残すのに対して、あまりに大きい。
ニコ動は、むしろ動画の価値を10分に満たない時間の中に価値を濃縮させる方向のサービスなので、画面にクギヅケという前提があるのだ。それと比較した場合、rimoにコメントの入れる意味は……いま一つ見えてこない。
コメント入力中は一時停止になるというところに、はてなスタッフの目指す何かのポイントがある気はするのだが、その意図するところは何だろう。
そのポイントが何であるかは分からないが、現在のところそれは上手く作用していないように思える。ユーザチャンネルのコメント数が他のサービスから見ると異様に低いのがその現れではないだろうか。