ビザンチン将軍問題

互に通信しあう何らかのオブジェクト群において、正しくない通信が入る可能性がある場合に、全体として正しい合意を形成できるかを問う問題。
ビザンチン将軍問題は、将軍達がそれぞれ軍団を率いてひとつの都市を包囲している状況で発生する。
将軍達は攻撃するか撤退するかの合意決定する必要があるとする。
(一部の将軍だけで攻撃を仕掛けても敗北することは明らかでであるため、全員一致で攻撃か撤退かを決めなければならない。)
ITの世界では、ネットワークで繋がれた各機器がやりとりするメッセージに、故障や悪意ある攻撃者による改ざんが入り込んだ場合に発生する。