物流センター

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物流センターとは物流のハブ(ものの流れの集まる焦点)であり、物品の保管と出荷のためのピッキング作業を行うための施設。
複数工場の倉庫にバラバラに保管しているよりも、一カ所に集めて、需要の気ままな変動に耐えやすい形にした方が効率的である。
また物流には、輸送するものを輸送先ごとに(倉庫から取り出してロットに必要な数を取り出して)揃えるピッキング作業が必要であり、そのためにはピッキング作業を行うための作業場所・設備が必要である。ある程度以上の規模の出荷を行う場合や先入れ先出しや保管期限の管理をする場合、倉庫から直接出荷する物品を持っていくのは非効率的になる。
(これにより物流センター内でもモノの流れが生まれる)



物流センターの規模を示す指標としては、SKU(Stock Keeping Unit)の数がしばしば用いられる。
SKUとは、センターにおいて扱うモノの種類を示す用語である。
同じ品目(たとえば単3乾電池)であっても、個品か、2個パックか、4個パックか、といった包装形態によって、別の種類として扱われる。

運送業の物流センターの中には在庫を原則持たず、入荷した荷物を積み替え・振り分けて出荷するだけの「トランスファー型」物流センターも存在する。