book: 戦争における「人殺し」の心理学

http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004370.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480088598/daiya0b-22/
人は、人を殺せるようにはできていない。
という主題の本。もと兵士の方が書かれている心理学関連の本だ。
本来そのようには作られていないはずの、人を殺すことに躊躇をしない「壊れた」人間が撃墜率が高いエースとなるのだということらしい。

しかし、ベトナム戦争以後では、発砲率は95%に劇的に高まった。発砲時の殺傷率も高くなった。
こうした人間心理を研究した上で、米軍は兵士の訓練方法を変えたからである。
条件付けを行い殺人に対する抵抗感をなくすように洗脳を始めたのである。
……恐ろしい。