航空機のソフトのバグ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/09/news006.html
航空機や、宇宙開発などのレベルで費用がかかっているプロジェクトでは、ソフトウェアのバグはシャレにならない被害を引き起こすことになる。
一例としては、オゾン層の破壊は、実際にそれが知られるようになる十年前あたりに、既に衛星によって観測されていたが、それはソフトウェアの設計ミスにより
「異常値」として無視されていたということもある。
上の例は単純に設定ミスなので、避けようが無いが、プログラムの相互作用によって引き起こされる不具合については回避が可能なのではないかと予想する。
というか、これは予想というよりも祈りのような心境なのだが、実際にプログラムを作っていくと、それがある程度異常の規模になると組み合わせ爆発により全パターンのテストなのできなくなるのだ。
それに対するレガシー的な解答が、unixシェルのコマンドラインプログラムに代表されるツールボックスとしてのソフトウェア設計だろう。
なんにしても、これは将来的に解決されるべき未解決問題であるためなんとかせねばならない。個人的にも、人類的にも。