生活浸透型ゲーム(3)これからどんなゲームを作るべきか

http://blogs.dion.ne.jp/arere/archives/3769470.html
[ゲームのマボロシ]現在のゲーム業界を中心とする言論空間では、脳トレを代表とする新らしい系統のゲームを推奨する動きと、それらを一過性のブームに過ぎないと切る動きがある。
私は、これらのソフトが売れたのはプロモーションの成功結果であって、ゲーム単体の力ではないと考えている。
脳トレ系は、非ゲーマーに対して満足感を与える「ゲーム」というのは、ゲーマーに対するそれよりかなり低水準でも構わないので低コストで製作できる→それによって浮いた資金をプロモーションに回して、非ゲーマーを取り込む。という流れで多くの売上をたたき出しているのだという気がするのだ。
かつて小説で山田悠介リアル鬼ごっこ」という作品があった。個人出版でありながら30万部をたたき出した作品だが、小説を日常的に読む人からは質の低さと、なぜ売れるかを非難されまくった小説だ。この作品の作者、個人出版で得た利益を拡大再生産的にプロモーション活動に当てて、話題性を自ら作り出していたのだ。
今、ゲーム会で起きている現象は、それに近いのではないかと思う。