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何年も前に深夜放送で流れていて、結構気に入っていた海外SFドラマの「スターゲイト SG-1」がGyaOで公開されていたので見てみた。
なんかこう燃える。宇宙中を繋ぐスターゲイトネットワークを介して、繰り広げられる戦い。映画版は序章に過ぎないのだ。
なにが素晴らしいって、敵に地球スターゲイトのアドレスを知られていることによって地球のスターゲイトに制約をつけた点が良い。特定の信号を送ってからでないと防護隔壁で地球側のゲイトがロックされている上に、その信号は24時間で自動的に変更になるという設定で、毎回時間制限付きの
「ミッション」に挑むという状況を作り上げたのは天才的と言える。
さすがに何十話も敵との攻防だけでは持たなかったのか、物語がある程度進んで来ると第一話で仲間になった敵側の人間が「そういえば……」と言って、新しい舞台となる星のアドレスを思い出すというというところは、少々ご都合主義の臭いを感じてしまうが。
私は基本的に、超光速移動手段であるところのワープは、単に宇宙を縮小しているだけのアイディアなので嫌いなのだが、異世界を描くための手段としての「どこでもドア」はありだと思う。地球人類文化が全宇宙に拡散していない点もスペースオペラになってしまっていない、という点で素晴らしい。
以前見ていた深夜放送は、放送局側の手違いでか何か知らないが最終話だけ放送されないという非常に悔しい思いをしているので、今度はちゃんと見たいものである。