アジア初の仮想世界カンファレンス「VWC2007」--Second Lifeに見るネットの未来

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20353578,00.htm?ref=rss


これまでのウェブによるコミュニケーションは、「文字」主体で、「直感」や「感覚」の共有は困難であった。
仮想世界というインフラを利用することで、疑似体験を通したコミュニケーションが可能になったというのである。
ネットゲーマーにとっては、これが戯言に過ぎないことは明白だと思うんだがなあ。
文章以上のコンテンツを発信しようとすると一気に敷居が上がるという事実がある以上は、ネットゲームと同等に誰かが用意したコンテンツをいっしょに楽しむ=結局は言葉によるコミュニケーション、というものが主流にならないだろうか。

あー、でもファンタジーアースにおける空気の共有感はかなり「感覚」寄りのものだった。
ああいう方向に進めばいいんだろうか。



C2cube執行役員兼チーフエバンジェリストの谷口佳久氏は「Second Lifeでインターフェース革命が起きる」と明言する。

セカンドライフというプラットホームにおいて「会話」がコンテンツの主体でありインターフェースとなる。
『「会話」がインターフェース』の意味が分からない。
とりあえず、ネットゲームはGUI側に進化したみたいだけど?

シーネットネットワークスジャパン編集統括 編集部部長の西田隆一は「仮想社会でもオフィス環境が

作れるのではないかと期待している」と語る。
とりあえず、「キーボードによる文字入力は会話の数倍は効率が悪い」ことは認識しておくべき。
でも、ボイスチャット機能も追加されることだし、3D空間上で相手の位置を把握することによる
「人が多くても誰が喋ってるか分からなくならないボイスチャット+自由な表現が可能な場」としての
プラットフォームとしては有望だと思う。