印刷抜きでiPhoneとChromeを前提として始まるOffice

http://d.hatena.ne.jp/essa/20080903/p1
言わんとしているところは判る。判るが、なんでそその文脈で「webブラウザ」じゃなく
google chrome」という単語が出てくるのだろう。
iPhoneに関してはまだ、知名度的な面で携帯ビューワー=iPhoneと記述することも判らないでもないが。
でも、軽くて解像度が高くて自由に書き込める紙の万能っぷりは。まだ数十年はディスプレイで対抗できない領域にあり続けると思う。


アクティブデスクトップみたく、適当なページをガジェットとして後ろに置いておける機能とかが付いてるなら話は別なんだが……。
まあ、タブ→ウィンドウ分離が実装されていたり、それを可能とする前提の各タブが別プロセスで動いてたりと、
「ガジェットとして置いておける機能」を実装できる下地はあると思う。
思想的に一番近いのはprismな気がするけど。


そう考えると、やはり競合するのはIEやらFirefoxではなく、prismやらairってことになってくる。
この方向性の「アプリケーション・ブラウザ」は、少しは存在するものの、使い勝手の面などにはまだまだ大きく改善の余地があるので、この方向の進化は楽しみである。