http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/18/news017.html
そんなわけで、これから「永続的に残したい記録」を保存する有料ストレージサービスが台頭してくると思う。保存したいデータがどんな媒体で管理されているだとか、バックアップ体制はどうなっているだとかは、完全にその有償サービス側に任せて、ユーザは単にほしいときにデータを引き出せるというサービス。たとえ、管理会社が潰れても最低限、データだけは他の会社に譲り渡して管理を続けられる体制をとったストレージサービスというのは、孫の世代まで残したいデータを保持していくには良い選択肢となるのではないだろうか。
ただ、記録メディアの世代交代の早さに、消費者の困惑も増している。
大切な画像を残したくても「面倒な作業はご免」という人も少なくない。
そういえば、……岡嶋二人か誰かの小説でそういう「永遠に記録を残す」サービスが描かれていた気がする。あのサービスは存在そのものが秘匿扱いで限られたVIPだけが使えるという存在だったが、人生の記録を永遠に残したいという需要に目をつけたのは10年は先が見えていたと言える。