視聴。
楽しい楽しくない以前に、酔った。うー、気分悪いー。
ブレアウィッチ・プロジェクト風に怪獣襲来をホームビデオで撮ったという設定の作品なのだが、展開にメリハリはしっかり付いている。
巨大怪獣もそうだがその子供(?)として身の丈サイズの化け物が襲ってくるシーンを入れたことで、ホームビデオで撮ったという設定ならではの緊迫感を演出しつつ、「一般人」がどのように逃げ惑ったのかというところにうまく焦点を合わせられた作品だと思う。
恋人と過ごした平日を撮ったビデオに上書き録画しているという設定で、ホームビデオに撮った映像だという設定を破綻させずに過去の幸福な時間をクロスオーバーさせているのも秀逸。
これで酔いさえしなければ、自分の中ではかなりの良評価が下ったと思うんだがいまはとにかく横になりたい気分です。ぐぇ。
映画本編は単純なパニック映画として完成しているものなのだが、どうやらYouTubeなどでこの怪獣出現の背景にある事件に関する(架空の)動画などが公開されており、それが怪獣の正体の謎に繋がっているらしい。
ただし、公開された情報だけでは情報不足で結局何が起きたのかは謎のままである。
http://sgsupertwo.com/75/
http://d.hatena.ne.jp/Level8/20090506/1241604096
http://tonecontrol.mods.jp/movies/cloverfield.html
http://blog.worldending.jp/av/cloverfield.php
続編で、こんどは普通の映画として謎解き部分も合わせた作品が出てくれることを希望したい。
