紅玉いづき「毒吐姫と星の石」

読了。
遅筆だが出す作品出す作品すべてが高い評価である、紅玉いづきの最新作。
デビュー作「ミミズクと夜の王」の続編、というかスピンオフ的な位置付けになる本作は占の国ヴィオンで凶兆とされ捨てられた毒吐姫と、「夜の王」の森の側に位置するレッドアークの異形の王子のお伽話。「ミミズクと夜の王」の続編の名に恥じない、毒をまぶしたパンケーキのような作品でした。



この調子でいけば、何十年後かには夜の王クロニクルとか出来てそうだ