月々割(softbank)、毎月割(au)、月々サポート(docomo)とは何か

これらは名前は違うけれど同じ料金支払い形式のことを指している。
わかりやすく言えばこれらの形式の骨子は「2年縛りで契約すれば安くなる」というものである。
機種変更が2年より多くても少なくても損をする。そして2年目に行った機種変更には、さらに2年後ぴったりに機種変更しなければ損になる料金支払いプランがくっついている。
まあ最近は、ぴったり2年でないと必ず1万円の違約金が発生する基本プランが用意されているから、2年ぴったりを頂点として少しずつ損が大きくなる月々割のほうがまだ良心的かもしれない。



ちなみにsoftbankがしきりに実質0円と言っているが、機種購入代金は分割にしようが一括にしようが必ず支払う必要がある。あれは、「48000円の機種本体」+「通信料から48000円分を割引できる権利(月々割)」をセットで考えれば実質0円ですよ、という意味だ。

月々2000円の割引である場合、総額48000円の割引が受けられる。

2年ぴったりで機種を変える場合

引き続き、月2000円割引がされる。
次の機種の購入金額は支払う必要がある。
例:24ヶ月目に、50000円の機種を購入すれば、それ以降の支払い額は、機種の代金50000円+2000円割引された月額料金。

2年未満で別の機種に変える場合

2年に満たない月数分、割引権を失う。
例:10ヶ月目に、50000円の機種を購入すれば、本来受けられるはずだった、14ヶ月分=2000*14=28000円分の割引権利を失う。
それ以降の支払い額は、機種の代金50000円+2000円割引された月額料金。

2年を超えても同じ機種を使い続ける場合

2年目以降は、2000円の割引が受けられない。
例:24ヶ月目に機種を購入しなければ、それ以降の支払い額は、機種の代金0円+2000円割引『されない』月額料金。
機種変更しないままさらに24ヶ月使い続けたとしたら、48000円分ほど割引がされない分の金額を支払うことにあなる。これだと50000円の機種を購入して月々割を受けた場合と比べて、2000円しか支払い金額に差が無い。