DNTヘッダ(Do Not Trackヘッダ)

http://japanese.engadget.com/2012/05/18/twitter-do-not-track/?ncid=jpYNewsEN
DNTヘッダとは、広告などに利用されるトラッキング(ページの閲覧履歴の追跡)を拒否するためのhttpヘッダ。DNTヘッダ自体には何の強制力も無く、DNTヘッダを受け取ったサービス提供者側が自主的にトラッキングを行わないように動作を変更することでトラッキング拒否が実現される。
Firefoxは デフォルトでDNTヘッダを送信しない(行動追跡を許すというヘッダも、許さないというヘッダも送らない)。
IE 10 では DNTヘッダ (Do Not Track。行動追跡を拒否する宣言するhttpヘッダ) が、自動的に送信される。
Chrome では、(現在のところ)デフォルトでこの機能を提供していない。アドオンの導入によりDNTヘッダの送信ができる。


具体的には

http://hebikuzure.wordpress.com/2012/04/21/internet-explorer-%E3%81%A8-do-not-track/

DNT:《数値》

という形式。
※0: 追跡許可、1: 追跡を許可しない。


ラッキング方法

広告などと同時に一意なIDを含むcookieを送信するなどして、どのURLに同じブラウザが訪れているかを収集する。

ラッキングによるメリット

以前に訪れたURL履歴から、より適切な(広告主にとっても利用者にとっても有用度が高い)広告を表示できる可能性が高まる。

ラッキングによるデメリット

以前に訪れたURL履歴という個人情報が保存される。