ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

視聴。
以下ネタバレ。
なるほど、世間で微妙という流れなのはこういうことかと納得。テレビシリーズの次回につづくと違って次を一年以上待たねばならんこの作品でこの、「破」のように重要な部分で引っ張るわけでもなく単に次の展開を描く時間が取れないので区切りのいいとこで「つづく」としたラストを描くとは。それは文句もでるわー。
だが舞台は14年後に、エヴァの基本機能を備えてる戦艦で敵はネルフとか、それだけでテレビシリーズの2クールは戦えそうな設定を惜しげも無く次の展開に投入していく姿勢はいい。
アニメーションの質としては相変わらずのアニメ市場で最高の作品の一つと言える出来。
全体として、「Q」はシリーズが2期に別れていたコードギアス2期の展開に近い感触を受けた。「序」「破」で一区切りが終わって、第2の起承転結の起・承を描くのが「Q」だというところ。
にしても、視聴者への説明を少なくして考察を必須にする構成になっているのはさすがエヴァというところか。エヴァのネームバリューがあって初めて通用する技だと思うけど。



あと同時上映の巨神兵は光輪を帯びし調停者(漫画版)バージョンなのが良かった。
サイズは原作と比較してえらくでかくなってるけど。