語りえぬものについては、沈黙しなければならない

前期ウィトゲンシュタインの本「論理哲学論考」の序文と最後に載っている言葉。
例えば「数字の1は赤い」のような擬似命題には答えは無いということ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%BD%95%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%80%81%E4%BD%95%E3%81%8B%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B

問いが真性のものであるためには、解答がなければならないし、また解答が正しいかどうかをチェックすることができる(つまり検証できる)という事が必要である、という考えである。
そして検証ができない問題というのは、擬似問題であり、関わりあうべき問題ではない、という態度を含意する。