HTC Viveの後継機がいろいろありすぎて混乱するのでまとめた

VIVE Cosmos

発売日:2019年10月11日。
価格:9万。
利用形態:PCVR。
ケーブル:必須。
ラッキングインサイドアウト方式(追加機器不要)。
コントローラー:現行世代OculusTouchのように、コントローラー上部にリングが付いたような形状。。
スタンドアローンで使えるという情報もあったが、2019年9月現在は、PC必須、ケーブル必須の普通のPCVR機器である。
HTC Viveの後継機という位置づけ。
オプション品を追加購入することで、アウトサイドイン方式(ベースステーションが必要)のトラッキングと、Viveトラッカーが使えるようになるらしいが2019年9月現在は未発売。

VIVE Pro

発売日:2018年4月23日。
価格:16万。
利用形態:PCVR。
ケーブル:必須。
ラッキング:アウトサイドイン方式(ベースステーションが必要)。
コントローラー:HTCViveと同じ棒状。
HTC Viveのハイエンド後継機という位置づけ。
足の位置などを取れるViveトラッカーが使える。

VIVE Pro Eye

発売日:2019年6月28日。
価格:19万。
利用形態:PCVR。
ケーブル:必須。
ラッキングインサイドアウト方式(追加機器不要)。
コントローラー:HTCViveと同じ棒状。
Vive Proに視線探査(アイトラッキング)用のセンサーを付け加えた製品。
エンタープライズ向けで、一般ユーザ向けの製品ではない。

VIVE Focus Plus

発売日:2019年6月28日。
価格:9万。
利用形態:スタンドアローン
ケーブル:不要。
ラッキングインサイドアウト方式(超音波式。追加機器不要)。
コントローラー:HTCViveと同じ棒状+上面にリングがついている。
これはHTC Viveの後継ではなく、HTC版のOculusGoにあたる「VIVE Focus」の後継機。3DoFであったVIVE Focusから進化して、OculusQuestと同じ6DoFになっている。公式にWiFiを使ったPCVRのリモートプレイがサポートされている。
超音波式であるため体の後ろにコントローラーを持っていっても見失わないという特徴がある。

Valve Index

発売日:2019年6月29日。
価格:11万。
利用形態:PCVR。
ケーブル:必須。
ラッキング:アウトサイドイン方式(ベースステーションが必要)。
コントローラー:各指の握り状態を取得できる形状。
これはHTC Viveの後継ではなく、Valveが新たに開発したVIVEシリーズとは別のVR機器。各指の動きまで取得できるコントローラーと、それをSteamVRでサポートするというのが最大の特徴。



こうやって比較してみるとOculusQuestの5万ってのが異様に安いというのが分かる。