セイウチ演算子

https://atsuoishimoto.hatenablog.com/entry/2019/09/03/110508
「:=」という演算子の呼び名。
Python 3.8で新たに導入された、変数の代入式(一般的な言語でのイコールによる代入)を表すための演算子である。
Pythonの「=」を使った代入は、式ではなくステートメントなので以下のような書き方ができなかった。
これはif文の条件として「==」ではなく「=」を誤記入したときシンタックスエラーになるようにするための言語仕様である。

a = (b = 100) / 2  # ここでシンタックスエラーになる!
print a, b         # ……のでこの行は実行できない

「:=」はC言語を始めとする多くの言語の「=」演算子とおなじ動きをする代入式を表す演算子である。

a = (b := 100) / 2  # 意図通り動く
print a, b          # -> 50, 100



セイウチというのはサーベルタイガーのような牙を持つあの海獣
左のコロンが目で、右のイコールが2本の牙のように見えることから。「:=」