A=B

クリア。
基本的には指定文字列Aを別の文字列Bに置き換える命令しか存在しないプログラム言語を利用して、課題を解いていくゲーム。
(一応「この行は1回しか実行されない」などのキーワードも4種類ほどある)
ゲームというかもう完全にプログラム課題集でしかないのだが、最初は単純な文字列置換しか出来ないと思われていたA=B言語が、実はコードの組み方次第で多様な動作を実現できることがわかっていくのは面白い。この楽しさは、確かにパズルゲームの楽しさのソレである。
最終的にはこの単純な処理がチューリングマシンを再現できるチューリング完全性を備えたものであり、四則演算すら実現するコードを書けてしまうのを体感するのはなんとも痛快で達成感がある瞬間だった。
とは言え、なんで私は家に帰ってまで仕事みたいなことやってんだ……と思わないでもない。
他に無いオンリーワンの発想の作品で、印象に残る作品。



とは言えこの発想はゼロから生まれたものではなく、「マルコフアルゴリズム」という元になったアルゴリズムがあるらしい。
似た発想のマルコフ・アルゴリズム・オンラインというチャレンジサイトもあるようだ。