28 days later...(28日後) 感想

http://www.foxjapan.com/movies/28dayslater/main.html
一年ほど前に公開されて気になっていた映画である。内容はゾンビが発生してから28日後の世界を描くというもの。
ゾンビものは、ゾンビ発生直後の大パニックのところを描くのが常套手段と化していたのでゾンビ発生後、もうゾンビも食べるものが無くなって、逆に街が無音の世界になっているというのは、かなり新鮮に感じた。そして、その世界の中では「感染した者は20秒以内に殺せ」という異常なルールが、異常な整合性をもって主張される。
が、その後の展開がだんだんグダグダになってくる。前半感じたセンスオブワンダーはどこへやら。場当たり的に両親の家に旅してみたり、軍隊が対ゾンビ組織やってたり、軍隊相手にランボーばりの戦いはじめてみたり。最後は、なぜかマルチエンド方式だし。
軍隊の本拠地から逃げ出してさらに28日後、大地に布で書いたHELLOという文字を、他国の探査飛行機に見つけてもらってハッピーエンド。もしくは、軍隊の本拠地から逃げ出したはいいが、結局怪我の処置が間に合わないで主人公死亡。ヒロイン二人が「これからどうするの?」「生き続けるのよ。」とやって終わり。という2パターン。
後者は、きっと好感度が足りなかったんだね。ハンナと出会ったところからセーブデータをロードして、やりなおしだー!
(投げやり)