「AJAX」で生まれ変わるデスクトップアプリケーション - CNET Japan

http://japan.cnet.com/special/story/0,2000050158,20092515,00.htm?ref=rss

Microsoft Officeに取って代わるオンラインアプリケーション

……ううむ、魅力的ではあるがまだ非現実感がつきまとっている。
確かにAjaxの威力は大きい。大きいが、それはwebブラウザに標準的に装備されたコンポーネントを巧く使う限りにおいて、という制限がついた便利さではないのだろうか。
なるほど、確かにワープロとプレゼンテーションはwebブラウザと親和性が高い機能だ。既にWord程度の編集が出来るものは存在すると言っても過言ではない。
しかし、表計算とデータベースについては「グリッド」というコンポーネントが必要不可欠なのだ。そして、それはwebブラウザ上には実装されていない。
テーブルでは編集はできないし、テキストボックスを並べるのは処理コスト的に問題が大きい。
これらの、ブラウザではサポートされないコンポーネントをどうするかが、ブラウザがOSとして働くための次のステップへの鍵となるのではないだろうか。
まあ、Ajaxはあくまで「軽く」動かせるものを作るという技術な気がするので無理に表計算を作るという使い方は、そもそも間違っているのではないかという気がするが。