ゼーガペイン 11話-26話

11話

あんたら、セレブランドじゃない幻体の前でそんなに普通に外の世界のことを話しちゃっていいのか。
むしろ、頭おかしくなったんじゃないかと思われてるようだが。
とりあえず病気だったんだ、という嘘じゃない説明はナイスだと思ったが。

12話

あの、リョーコさん?あんた、なんでそこまで素直に仮想現実を受け止められるんだ。
てゆーかそんなに素直に現実を受け止められるキャラみたことなかったわ!凄い観察眼と自分の考えを信じる揺れない心の持ち主だな。
もはや、キョウよりも優秀なパイロットになりそうな資質すら感じさせられるわ!

13話

改めてリョーコがゼーガペインに乗ってウイザードやってる姿を見ると予想外の展開だという事をしみじみと感じる。物語の構成として、何も知らない仮想世界の中の人を守る主人公というメインフレームは結構がっしりとしているかと思ったのだが、まさかこういう壊し方をしてくるとは。
ナイスである。
ていうか、適応能力高すぎませんか?この人。
最後の展開も予想外で、今回は非常にボリュームのある回だった。

14話

世界の謎の解明編。
ていうか、なんでも量子コンピュータで解決できるわけじゃねーだろ。仮に演算能力無限で内部に仮想世界を走らせることが可能だとしても、人間を丸ごとデータとして取り込むためには、そのためのインターフェイスが必要なはずなのだが、その辺どうなってるのさ。
無限進化についてだが……個体が死なないと進化にならないんじゃないですか?自分を保持したままより高い存在になるってのは進化という方法論上不可能だと思うが。
それにしても、ウィルスによる数年程度の猶予をもった破滅だったんだな。それならば幻体化するという時間的余裕はどうするという謎は解ける。……まあ幻体化したところでウィルスに感染してたら死ぬもんは死ぬし、子ども作れないもんは作れないわけだが。
にしても意外だった。異世界とかの非地球からの侵略だとおもっていたらマッドサイエンテストの暴走だったとは。しかし、そう考えるとお互いのデータを解析してそれを容易に利用しあっているという現状はすんなりと理解できる。
ああ、にししても最後の展開とED曲テーマ素晴らしいなあ。

15話

やはり仮想世界リセットは存在したのか。まあ、どう考えてもそれはあると思っていたけれど。** 16話


「人は成長し、そのデータは急速かつ無限に膨れ上がる」
いや、データは増えないだろ。主観的に増えたように見えてもそれは必ずしも物理的なデータ量が増えているとは言えないんじゃないかと。
そもそも、どういうフォーマットで人という存在をデータ化しているのかわからんので、なんともいえないけど遺伝子データどうこう言ってたから、その辺は物理基盤に準じた方法なんじゃないのか?
リョーコは切ないバックグラウンドストーリーを持つ存在になっちゃったなあ。
……ていうか、ゼーガでプログラム走らせて、行動データだけオケアノスとか舞浜サーバに転送すればいいんとちゃうん?

17話ちょ、かわいいじゃねーか副会長。


ゼーガでプログラム走らせて
あー、この方法は無理だと言われてしまった。ううむ。よく考えてある。
うわっ、凄い方法で艦内進入してきた。下手しなくても転送でふっとばされそうなところなのに……。でも一度入ってしまえば生身なんで、逆に幻体にとっては止める方法が無いな。
そういえば、ゼーガ格納庫はともかく、メインブリッジとか通路も実際に物理存在したのか。幻体が使うなら全く意味内だろうに。
うぉいっ!生身でビーム跳ね返すな。おまえはちよ父か。

18話

とくに語るべきところなし。ループ後の世界と、一応復帰したリョーコを描いた回。

19話

メイ・ウー姉妹、なんであんたらウェイトレスやってるんだ。尋問にしても、趣味方向に走りすぎだろ。
うあああ、舞浜消滅。
かと思えば、なぜか物理基盤を失ったはずの仮想世界がまだ存在する。待て!次回!

20話

いやー、敵を騙すには味方からってやりすぎでしょう生徒会長。
もうすぐ最終展開に入るという感じの回だった。

21話

最終作戦へ向けてのストーリー。
いままでオペレーターAという立場だった男が急に背後にある設定を語りだした。
その主張に出てきた、幻体のままだとかガルゾールムに降伏するという選択肢も十分にありだと思うのだが、やはりお話的にそれはいただけないのだろうなあ。
むしろ、現実世界ではガルゾールムに降伏して現実世界の写しとしての仮想世界で「勝利」するということもありうるかと。

22話

ついに最終局面。なのだが残り5話だということを考えるとこの作戦のみで終わるともちょっと考えられないところである。
この作戦後にすこし間があって真の最終作戦となるのではないだろうか。
にしても世界中の艦が作戦開始時刻にあわせて行動するというシチュエーションには燃える。インディペンデンス・デイの頃からそれは変わらないものである。

23話

いきなり授業形式ですか。さすがは仮想世界。なんでもありだ。
うあぁぁぁ、終盤バトルとしての熱さを取って物語の整合性をちょっと無視しているよ。いきなり非物質化してゼーガペインとして再構築するな。

24話

最終局面になってきた。既に戦艦は落とされているので、奇手を狙っていくしかないとう状況。

25話

あぁ、なんというか書けないです。最終話って感じで。
ていうか、ほんとに後1話あるのか、という終わり方。12話や24話構成なら文句無く終了していたはずのところなのではないだろうか。
でも、こういう後日談に近いエンディングは大好きなので次回は楽しみだ。

26話(最終話)

うあー、なるほど。ゼーガペインや旗艦に実際の操縦室スペースが設けてあったのはこのためだったのか。実際には意味はないが、いつの日か実体を取り戻したときのための願掛けみたいなもんだったんだな。うむ。それが実際にコストに響いてこないのであればそれもありだ。


うん。26話は少々駆け足気味だったが綺麗にまとまってくれた。
総評として、星5つ中4つってとこだろうか。シリアスなストーリーものとして上手く纏め上げられているという意味では、その星4つの価値が高まるというものだ。