ビデオ:Gosling氏いわく「Emacsを使うのはやめようよ」 - builder by ZDNet Japan

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30年前と言えば、ムーアの法則が少なくとも15回は適用できることになる。
2の15乗倍ものCPU性能があれば、もっと違うやり方ができるはずだ。
いやまったくその通り。
viなんて、「文字と文字の間にカーソルがある」というパラダイムが無い時代のコマンドをいまでも引きずっているし、emacsは他のアプリケーションとは互換性の無いテキスト一時保存領域(windowsだと、どんなテキストエディタでもクリップボードパラダイムを使ってるよね)をずっと使いつづけてる。
確かに、歴史的な経緯やその中で培われた遺産を別にするならば、マシンパワーの増大によって可能になったもっといい方法ってのは既に発見されていると思う。
だけれども、忘れちゃいけないのは『キーボードは、30年前からほとんど変わってない』ってことだ。
マウスが追加されたってのは大きなステップだけれども、だからといってemacsやvi方式の操作体系がそれに劣っていることは無いと思うね。
新しく生まれたテキスト編集のパラダイムに沿った形で、手をホームポジションから動かす必要の無い(全く新しい)テキストエディタが生まれたかったのは、私にとっては不思議でならないよ。